富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット・デザイン賞プロダクトデザイン2022(Red Dot Design Award: Product Design 2022)」において、イメージング製品や医療機器などの20製品が「レッドドット・デザイン賞2022」を受賞したことをお知らせいたします。なかでも、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100S/GFX50S II」、ワイヤレス超音波画像診断装置「iViz air」(肺エコーガイド機能搭載)、ワイヤレス超音波画像診断装置「iViz air コンベックス」(膀胱尿量自動計測機能搭載)の3製品が、同賞の最高賞である「Best of the Best賞」を獲得しました。なお、今回の最高賞受賞の製品数は、当社として過去最多となります。
「レッドドット・デザイン賞」は、1955年に設立された国際的なデザイン賞です。デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの基準から審査され、優れた製品に贈られます。「レッドドット・デザイン賞」は、ドイツの「iFデザイン賞(iF design award)」、アメリカの「IDEA賞(International Design Excellence Award)」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられる権威ある賞です。今年は、世界各国から約7900点の応募があり、国際的に活躍するデザインの専門家によって審査されました。その結果、美しい外観だけでなく、優れた機能・性能を最大限に生かすデザインが高く評価され、当社20製品が、最高賞を含む「レッドドット・デザイン賞」を受賞しました。
当社は、あらゆる製品・サービスの開発において、機能や性能を追求するとともに、その優れた機能や性能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいます。今後も、外観デザインの美しさに留まらず、簡単・快適な操作性や携帯性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指していきます。
35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサーや独自の色再現技術などにより、超高画質を実現するミラーレスデジタルカメラ。世界最高※1約1億2百万画素の「FUJIFILM GFX100S」、約5,140万画素の「FUJIFILM GFX50S II」のいずれも、約900g※2のコンパクトボディに強力な手振れ補正機構や高精度なオートフォーカスを搭載し、高い機動力を発揮。35mm判イメージセンサー搭載機より大きいセンサーならではの、豊かな階調表現や美しいボケ味を生かした写真撮影を手持ちで楽しむことができる。
タブレット型の画像表示機と超音波プローブで構成される、携帯性に優れた超音波画像診断装置。小型・軽量で、画像表示機とプローブをWiFiで接続するワイヤレスタイプであるため、持ち運びや取り回しが容易。医療現場で使用する上で重要な清掃性に優れ、在宅医療、救急、院内回診、さらには点滴や透析などの穿刺ガイド装置として活用できる。肺炎や気胸等の診断を行う肺の超音波検査(肺エコー)の支援を目的とした肺エコーガイド機能は、検査の流れに沿ってプローブの角度やスキャン箇所を視覚的に示し、検査結果一覧を自動表示することで、検査の迅速化をサポートする。
AI技術の一つであるディープラーニングを活用して開発※3された膀胱尿量自動計測機能を搭載した超音波画像診断装置。タブレット型の画像表示機に表示されるガイドに従ってプローブを腹部に当て超音波画像を取得すると、自動的に膀胱領域の抽出と長さ計測が実施され、縦横2断面のスキャンだけで膀胱尿量を表示する。小型・軽量で高い携帯性を発揮するだけでなく、便性状の評価を視覚的にサポートする直腸観察ガイド機能も備え、高齢者の在宅医療や病棟での排泄ケアをサポートできる。
「EB-710P」
インスタントカメラプリンター「instax Link WIDE」
「instax mini Evo」
「FUJINON GF35-70mmF4.5-5.6 WR」
「FUJINON GF80mmF1.7 R WR」
「FUJINON XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR」
「FUJINON XF18mmF1.4 R LM WR/23mmF1.4 R LM WR/33mmF1.4 R LM WR」
「FUJINON XF27mmF2.8 R WR」
「FUJINON UA125x8BESMP-V35F」
「FUJINON UA13x4.5BERD/18x5.5BE/24x7.8BERD」
お問い合わせ
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ